任意整理を行うと
会社を辞めさせられ、
今の家には住めなくなり、
家族や子供たちにも影響が出るんでしょ
このような誤解している人、
間違った解釈をしてる人を多く見られます。
債務整理の中でも
任意整理や自己破産などの種類によっても
違ってきますし、
そもそも
イメージだけでの間違った解釈も存在します。
そんな誤解を解消して、
任意整理に向き合って頂けたらと思います。
会社や家族にバレる
任意整理に関しては、
誰が任意整理を行ったとか、
世に出回ることはありませんし、
もちろんブラックリストの情報も出回りません。
また任意整理を行っている際の
弁護士とのやり取りもメールやスマホ、
郵送物も家に送らないようにしてくれます。
実際のところ私も家族や会社にバレることなく、
借金を完済した1人です。
会社を辞めさせられる
まず、
債務整理の種類として大きく分類すると
- 自己破産
- 個人再生
- 任意整理
の3つに分けられます。
借金の大きさと借金減額比重でいうと
自己破産→個人再生→任意整理
という順番。
自己破産は財産を持って行かれる等の
のイメージが強いのですが、
このイメーが一緒になってしまっている人が多いのです。
それらを踏まえての会社のお話。
自己破産でも任意整理でも、
それらが解雇の理由とはならないので、
会社側から解雇を言い渡される事もないですし、
任意整理に関しては
自分で周囲に言いふらさない限り、
会社でバレる事はありません。
就職や転職に影響が出る
そもそも任意整理をした事は、
世間や社会に広まることはありませんし、
履歴書や面接などで言う申告義務もありません。
任意整理と仕事についてもう少し詳しく見てみる。
子供の進学や就職に影響が出る
こちらも同様に世間に知られることも無ければ
先方に申告の義務もありませんので、
進学や就職に影響はありません。
まして債務整理は個人の問題ですので、
家族といえど第三者に影響は及ぼしません。
ただし、
進学した後の奨学金の保証人にはなれませんので、
本人以外の人を立てなければなりません。
今住んでいる家に住めなくなる
これは自己破産と同じ解釈に
なってしまっている勘違いです。
任意整理をしたところで、
今の家を追い出される事はありません。
新しく家を借りる事ができない
任意整理行った行為が原因で新しく
家を借りる事が出来なくなることはありません。
ですが、
任意整理をする事でブラックリストにのる影響から
賃貸物件の審査に影響する場合もあります。
というのも、
近年、連帯保証人を立てる方法から
保証会社が貸主と借主との間に入れるケースが主流です。
この保証会社のうちで３つある種類のうち、
信販系の保証会社は、
ブラックリストかどうかを確認することが可能で、
そこで審査が通らない場合が出てきます。
ですが、全てが信販系ではなく、
協会系、独立系はブラックリストを確認できません。
なので、必ずしも任意整理をしたからと言って、
全ての賃貸の審査が通らないとは限りません。
住宅問題を詳しく見てみる
スマホや携帯電話が持てない
これも誤解で任意整理をしたからと言って
スマホや携帯電話を解約させられる事はありません。
ですが一つ問題があります。
それは、機種変更や購入での
分割払いがローンと同じ扱いになること。
任意整理中は、
約５年間はローンを組むことはできません。
では、機種変更はできないのか？
と言うと分割はだめでも、
一括での購入は可能です。
また、
今のご時世安い携帯会社や格安スマホも多数あるので、
スマホが持てなくなる事はありません。
スマホ問題をもう少し詳しく見てみる
最後に
これらが任意整理についてよく聞かれる、
間違った解釈です。
まとめますと、大前提として、
任意整理をした行為は誰にも知られることはありませし、
公表する義務もありません。
ですので、
会社や家族の耳に自然に入ることもないですし、
そのことで、周りの人間に被害を及ぼすこともありません。
私自身、借金が減らなくて、
任意整理にお世話になった1人です。
実際、任意整理を行うときは勇気がいりましたが、
借金は増えることなく、返すことに専念できました。
何より、家族や会社にバレずに完済できましたから。
任意整理の始め方を詳しく見てみる。
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