任意整理をすると
仕事に影響が出ないかとても心配
借金問題解決の為に
債務整理の一つ任意整理をすることで、
今の仕事や今後の仕事に
大きな影響を与えてしまうのではないか？
そのような不安よくわかります。
ですが、
任意整理を行う事自体で、
会社や家族に借金のことがバレることはまずありません。
なので、
会社や今後の転職、就職に与える影響も
まずありません。
どうしても、
みたいに捉えがちですが
国が認めた減額制度で借金に向き合うこと
借金を無くしたいと思う事は間違ってません。
何もせず、返しては借りてを繰り返し
借金生活を長引かせるよりはよっぽどマシです。
借金と向き合い動き出そうとしているけど、
なかなか踏み切れない、あなたへ。
私自身、任意整理に救われた人間です。
その決断を後押しすべく
任意整理が与える仕事への影響とその誤解を
取り除いていきたいと思います。
任意整理をしたら会社を辞めるべきなのか？
先ほども申しましたように
任意整理=悪ではありません。
確か借金は、
決して人に誇れる行為ではありません。
ですが
別に犯罪を犯している訳でもなければ、
法に反しているわけでもない。
そりゃ後ろめたさはありますが、
任意整理をすることで、
会社にいられなくなるような立場になる事はありません。
任意整理に関しては、
ブラックリストに乗るという状況は発生しますが、
その情報を他人が知ることはまず不可能。
自分で「住宅ローンが通らなかった」とか
「クレジットカードが作れなかった」とかを
周囲に言いふらさない限りは身バレはしません。
任意整理をすると給料は差押えられる？
これはよくある誤解で順を追って説明します。
債務整理には大きく分けて
- 自己破産
- 個人再生
- 任意整理
とあるのですが、
借金の減額幅によってその代償が大きくなります
- 自己破産=借金全額免除→財産処分あり
- 個人再生=借金1/5〜1/10に→財産処分なし
- 任意整理=利息カット元本のみ→財産処分なし
借金を大きく減らすかわりに
あなたの持っている財産はよこしなさい！
というのが自己破産
それ以外は財産は取られません。
そしてその自己破産ですら
毎月の給料を差押えることはありません。
なぜなら自己破産をしても、
その人には少なくとも生活があります。
その生活費まで返納するほど厳しくはありません
そして話を戻しての任意整理
任意整理は債務整理の中で一番軽いレベル。
自己破産でも取られない毎月の給料は
もちろん任意整理でも取られません。
任意整理をすると仕事の活動制限がかかる？
これも同じように、債務整理全体ではなく、
自己破産のみ資格や職種に制限がかかります。
ですがそれ一生ではなく一時的です。
（破産申請して借金の減額が決まるまで）
ちなみに制限をうける職種や資格は
- 弁護士
- 公認会計士
- 司法書士
- 税理士
- 行政書士
- 宅地建物取引主任者
- 警備員
- 生命保険の外交員
などだけです。
ブラックリストに乗ると会社にバレるのか？
ズバリ
ブラックリストにのる事で会社にバレる事はありません。
まずブラックリストについて知ることから。
そもそも
【ブラックリスト】
というものは存在せず、
正しくは”信用情報“というもの。
クレジットカードやローンなどでの取引、
契約内容や支払い状況、利用残高などの
個人情報を指します。
そこで信用を無くす行為
- 2ヶ月の滞納
- 債務整理全般（自己破産、個人再生、任意整理等）
を行うと信用情報にキズがつく
=事故情報として登録
=俗に言うブラックリストに乗る
ということになります。
そしてこの
ブラックリストに関しての2つ誤解
- 借金をするだけでブラックリストに乗る
- ブラックリストは人に知られる
ここらが勘違いされがち。
上記のように
滞納するか債務整理をすることで
初めてブラックリストに乗るので
消費者金融などにお金を借りただけでは
ブラックリスト（信用情報）には乗りません。
そしてこの情報は
一般には決して出回らない情報です。
信用情報に関しては、
信用情報機関に情報開示を求めない限り、
しかも本人以外の情報開示はできません。
なので自分から口外しない限りは
知られることはありません。
任意整理をして転職や就職はできる？
上記の通り会社側が
「この社員ブラックリストにのっているか？」
とか、
採用先の企業が任意整理していることを
調査する事もありませんし、
何より、
転職や就職の際に個人の信用情報を調査する
ことはしないし、できません。
なので、任意整理中に
転職することも就職も問題ありません。
個人事業者にもサラリーマンにもなれます。
また任意整理中に転職活動をしても、
債権者や弁護士から採用先の企業に対して
連絡が入ることもありません。
注意が必要なこと
以上、任意整理に関しての
仕事への影響を見てきましたが、
任意整理をする行為自体から
仕事に支障をきたしたり、
信用情報が漏れ出したりすることはありません。
ですが、
一つ注意するとすれば
クレジットカードが強制解約される事。
仕事でカードを使っていたのに、
突然カードがないとなったら、
少し怪しいかもしれません。
ですが対処法はもちろんあります。
それはブラックリストでも審査なしで作れる、
クレジットカードと同じ働きができる
デビットカードを作ることです。
機能面では、
クレジットカードと同じく引き落としや
支払い設定に使えので全く問題なしです。
クレジットカードは
ブラックリスト中5年間は、
基本的には審査が通らず作れません。
ですが、実際そうとは限らないようです。
そんなカード事情はこちらで詳しく書いています。
とはいえ、
会社にて影響が出そうなことはこれくらい。
あとは、
借金をしているあなたの気持ち次第です。
任意整理はあなたの借金に
あなたがちゃんと向き合っている証拠。
任意整理に抵抗があると言っても、
借金を5年でなくす取り組みです。
それとも5年後に
あなた自身の力で借金0にする事はできますか？
その自信がなく、
借金をいち早く減らしたいなら
任意整理の力を借りるのは決して悪いことではないと思います。
私自身、
任意整理で借金から解放された人間です。
仕事も昔から変わらず同じところで、
役職に就いて働いております。
借金や任意整理で会社に迷惑はかけていないので
大丈夫。
早くその後ろめたさをなくして、
普通の生活を戻れるよう少しだけ勇気をだして。
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